皆さまこんにちは、
青山店より、ツカハラです。
本日は、フランスのベルエポック時代からアールデコへの過渡期に作られたと思われる
ダイヤモンドとパールのマーキスリングのご紹介です。
No.5267
18ct.(pt)パール ダイヤモンド リング
フランス 20世紀初期
¥420,000+税
ベゼル 約縦23㎜×横9.5㎜
縦に並んだ3粒のパールは中央のみ少しサイズが大きくグラデーションになっています。
ベゼルはホワイトカラー、おそらくプラチナでしょうか。ダイヤやパールの白い輝きを一層綺麗に引き立てる為この時期のジュエリーにはホワイトゴールドやプラチナを使った石留めが多くなりました。
細いフレーム上にはローズカットダイヤが隙間なくセットされ、縁には繊細で細かなミル打ちが施されており、ベルエポックのジュエリーの特徴が見受けられます。
シャンクはイエローゴールドです。
宝石の配置や、全体のお作りはベルエポックやエドワーディアンの雰囲気ですが、幾何学的なデザインはアールデコの香りが漂います。
アールデコと言っても、アメリカのそれとは違う、フランスらしい繊細さが感じられます。
二つの時代の特徴が混ざり合うようなデザインですが、大変バランスのとれた美しいお品物です。
シャンクの肩にも、ダイヤがセットされており、ホワイトカラーの場面からゴールドのシャンクへの切り替えもしっくりと馴染んでいます。
裏側から見ましても、丁寧で美しいお作りです。
全体に白っぽい印象で落ち着いた統一感があります、マーキスシェイプがクールさを加え、パールが優しい女性らしい表情を添えてくれます。この時代の女性達にふさわしい、凛とした佇まいのリングです。
青山店でごらんくださいませ。
アンティーク ジュエリー GoodWill
青山店 TEL:03-3400-4117
フォロー、いいね!していただくと、新着ニュース情報を
いち早くTwitter、Facebookでご覧いただけます!